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『DOG DAYS 君といつまでも』

INTRODUCTION
イントロダクション
誰もが言葉にできない孤独やちょっとした寂しさを抱え、つながりや優しさを求める時代に、とびきり愛おしく心満たされる傑作がいよいよ日本上陸!ひょんなことから出会った犬と人間、そして見知らぬ他人同士が、やがてかけがえのない関係を築いてゆく物語。韓国人俳優として初のアカデミー賞を受賞した国際派女優ユン・ヨジョン(『ミナリ』)が、世界的な名声を獲得しながらも、愛犬ワンダだけを心の支えに孤独に暮らす建築家を演じる。そして韓国映画界の大ヒット請負人とも言える演技派俳優ユ・ヘジン(『梟ーフクロウー』、『コンフィデンシャル』シリーズ)が、ユーモアと人間味にあふれる唯一無二の存在感で、動物病院「DOG DAYS」の家主で犬嫌いの男を演じる。絶大な信頼を得る名優ふたりのほか、世界的にも人気の映画・ドラマで活躍する主役級スターたちがずらりと揃い、犬たちとの出会いをきっかけにドラマティックで心温まる人間模様を描き出す!
STORY
ストーリー
きっちりした性格のミンサン(ユ・ヘジン)は、動物病院「DOG DAYS」のせいで、自宅周辺に犬の糞が転がっていることが忌々しい。院長ジニョンと今日もやり合ったミンサンは、有名建築家ミンソ(ユン・ヨジョン)にたしなめられる。リゾート開発に関わるミンサンは、ミンソを紹介してもらおうと、ジニョンが助けた保護犬、チワワの「車長さん」を一晩預かることに。ミンソは散歩中に倒れ、フレンチブルドッグの愛犬ワンダを見失う。居合わせた配達員のジヌはワンダ探しを手伝う。その頃、作曲家ソニョンとジョンアの夫妻に養子に迎えられた少女ジユが、迷い犬と出会う。一方「DOG DAYS」には、ゴールデンレトリバーのスティングが担ぎ込まれる。大慌てで連れてきたのは、恋人スジョンの留守中にスティングを預かるヒョン。そこへスジョンの元彼ダニエルが現れて......

犬を介して出会い、心を通わせる人々の日常が、少しずつ動き始める。
CHARACTER & CAST
キャラクター&キャスト
CHARACTER CHART
人物相関図
ミンソMin-seo
世界的な建築家として知られ豪邸で暮らしているが、毎日の食事もデリバリーで済ませる孤独な生活を送っている。夫とは死別し、息子は海外在住、唯一の家族であるフレンチブルドッグのワンダをこよなく愛す。散歩中に倒れ、通りがかったデリバリーのライダー、ジヌに救護されるが、ワンダは行方不明になってしまう。
PROFILE
ユン・ヨジョン
1971年に『火女』で映画デビュー、国内で多くの新人賞を獲得するも、結婚を期に引退し渡米。85年に芸能界に復帰して以降は、イム・サンス、ホン・サンス、イ・ジェヨンなど個性派監督の映画作品から人気ドラマまで幅広く活躍。2020年のアメリカ映画『ミナリ』では韓国人俳優として初のアカデミー賞助演女優賞獲得を筆頭に、国内外の映画賞を多数受賞。Apple TV配信の『Pachinko パチンコ』(22)など人気作品を通して活躍、世界的に高く評価されている。その他の代表作に映画『ハウスメイド』(10)『バッカス・レディ』(16) 、ドラマ『ディア・マイ・フレンズ』(16)『魔女たちの楽園~二度なき人生』(19)、バラエティ番組『ユン食堂』などがある。
ミンサンMin-sang
建設会社でリゾート開発を手掛ける独身男性。奮発して持ちビルを手に入れたが、1階のテナントには動物病院「DOG DAYS」が入っていて、院長ジニョンとは顔を合わせれば喧嘩ばかりで犬猿の仲。だが世界的建築家ミンソがその顧客であることを知り、自身のプロジェクトに参加してもらうべくジニョンに助けを求め……やがて想定外の展開に。
PROFILE
ユ・ヘジン
1997年に俳優デビュー。脇役俳優からスタートし、現在では主演から助演まであらゆる作品でその存在感と演技力、ユーモアと人間味により独自の地位を確立。近年では、ヒョンビンとのW主演で迫力満点のアクションを披露した『コンフィデンシャル』シリーズや、声の出演で印象を残したNetflixのSF映画『スペース・スウィーパーズ』(21)、王宮を舞台にしたサスペンス時代劇『梟ーフクロウー』(22)など、ジャンルを超えた作品を大ヒットに導いている。その他の代表作に映画『1987、ある闘いの真実』(17)『タクシー運転手~約束は海を越えて~』(17)『マルモイ ことばあつめ』(19)などがある。自身もコーギー犬のキョウルを溺愛する愛犬家として知られる。
ジョンアJung-ah
苦しい不妊治療を経て、施設で奇跡的に出会ったジユを養子に迎えた新米ママ。ジユとうちとけようと懸命にその方法を探る中、ジユが初めて口にした望みを叶え、迷子犬のワンダを一時的に保護することに。次第に心を開きはじめたジユを前に、ワンダとの幸せな日々が続いてほしいと願うが……。
PROFILE
キム・ユンジン
伝説の韓国映画『シュリ』(99)のヒロインを経て、韓国人俳優初のアメリカドラマへの進出となった大ヒット作『LOST』(04-10)への出演、さらにNetflixの人気ドラマ『ペーパー・ハウス・コリア :統一通貨を奪え』(22)などで国際的にも知られる。その他の代表作に映画『国際市場で逢いましょう』(14)『時間回廊の殺人』(17)『告白、あるいは完璧な弁護』(22)など。
ソニョンSun-yong
ジョンアの夫でK-POP作曲家。やる気満々の新米パパで、あの手この手でジユと仲良くなろうとするが、なかなかうまくいかない。迷子犬のワンダを通じて心をひらいていくジユ、それを喜ぶジョンアを見守るが、首輪のついたワンダに「本当の家族」がいることも気にかかっている。
PROFILE
チョン・ソンファ
『英雄』『レ・ミゼラブル』『キンキーブーツ』などに出演する、ミュージカル界のトップ俳優。本作のキム・ドクミン監督が助監督を務めた前作『英雄』(22)で韓国の英雄アン・ジュングンを演じた。その他の代表作に、ミュージカル『ノートルダム・ド・パリ』『ビートルジュース』『ファントム』、映画『パイレーツ』(14)『パーフェクト・ボウル 運命を賭けたピン』(16)など。
ジニョンJin-young
ミンサンの持ちビルにテナントを借りる動物病院の院長。動物に関すること以外はまったくの無頓着で、目下は動物病院の駐車場に住みついた野良犬「車長さん」を助けようと必死になっている。ミンサンとは顔を合わせるたびに喧嘩になるが、本音をぶつけ合ううちに、互いを認め合うようになってゆき……。
PROFILE
キム・ソヒョン
数多くの映画、ドラマへの出演で演技派女優としての地位を確立。悪魔のように冷酷な受験コーディネーターを演じた『SKYキャッスル~上流階級の妻たち~』(18-19)から、ビニールハウスに暮らす貧困女性を演じ、昨年韓国国内の映画賞を総ナメにした映画『ビニールハウス』(23)まで、振り幅の広いキャラクター表現に定評がある。近年の代表作に、ドラマ『誰も知らない』(20)『Mine』(21)『紙の月』(23)などがある。
ダニエルDaniel
愛犬スティングを残してアフリカに行ったスジョンの元彼氏。スティングを、子犬の頃からずっと可愛がって来た「ダディ」でもあり、手慣れた手つきで世話をするジェントルでイケメンな姿は、スジョンの現恋人ヒョンの心をやきもきさせる。
PROFILE
ダニエル・ヘニー
米映画『search/#サーチ2』(23)、大ヒットドラマ『クリミナル・マインド』シリーズなど、アメリカのメジャーシーンでも活躍する俳優。最近作『コンフィデンシャル:国際共助捜査』(22)では、ユ・ヘジンとの共演も果たしている。その他の代表作に、映画『ザ・スパイ シークレット・ライズ 』(14)、ドラマに『私の名前はキム・サムスン』(05)『春のワルツ』(06)など。
ヒョンHyun
地道に活動を行っているバンドのリーダー。犬と暮らした経験はないが、「スティングのダディ」を名乗るダニエルが現れ、手慣れた様子でスティングの世話をする様に、猛烈に嫉妬する。
PROFILE
イ・ヒョヌ
子役としてデビューの後、日本ドラマのリメイク作品『ドラゴン桜(勉強の神)』(10)『花盛りの君たちへ』(12)など人気ドラマへの出演で認知度を高める。『善徳女王』(09)はじめ多くの大ヒット時代劇にも出演。Netflixの人気ドラマ『ペーパー・ハウス・コリア: 統一通貨を奪え』(22)の天才ハッカー、リオ役で国際的に知られる。その他の代表作に映画『シークレット・ミッション』(13)『ノーザン・リミット・ライン 南北海戦』(15)『ビューティー・インサイド』(15)がある。
ジヌJin-woo
アルバイトでどうにか生計を立てる、気のいい宅配ライダー。ある日、道端に倒れていたミンソを偶然助けるが、その時に行方不明になったワンダを探す手伝いをするハメに。気難しいミンソに反発するが、次第に心を寄せるようになってゆく。
PROFILE
タン・ジュンサン
ミュージカルの子役でデビュー、ドラマ『愛の不時着』(19)の北朝鮮兵士4人組の末っ子役でブレイクの後、Netflixの人気ドラマ『ムーブ・トゥ・ヘブン:私は遺品整理士です』(21)『ラケット少年団』(21)などで主演、次世代の演技派俳優としての地位を確立。その他の出演作に映画『戦場のメロディ』(16)『君の誕生日』(19)『オマージュ』(22)『不思議の国の数学者』(22)などがある。
ジユJi-yoo
ジョンアとソニョンが新たな家族として迎えた養女。施設で育ち、天使のように優しい心を持つ。ある辛い経験から夫婦になかなか心を開くことができないが、偶然出会った迷子犬のワンダと共に過ごすことで、何かが変わっていく。
PROFILE
ユン・チェナ
デビュー間もなく出演したドラマ『愛のプレッツェル』(21-22)『恋は盲目~二度目の恋』(22-23)で、2022KBS演技大賞女性青少年演技賞を受賞。映画初出演のこの作品では、涙を誘う演技で観客を魅了する。その他の出演作に『優雅な帝国(原題)』(23-24)『ラブ・パッセンジャー ~私たちの恋愛事情~』(23)がある。
DIRECTOR
監督
監督キム・ドクミン
助監督として19年間のキャリアを持ち、コメディからシリアスまで様々な作品に、演出、脚本などで関わる。近年では『それだけが、僕の世界』(18)『英雄』(22)など、本作のプロデューサーであるユン・ジェギュン監督とのコラボレーションで知られる。俳優たちからの信頼も厚く、50代にして監督デビューを果たした本作には、「監督として作品を演出する時、私にできる役があれば必ず出演したいと思っていた」とインタビューで語ったユン・ヨジョンをはじめ、前出の2作品で現場をともにした俳優たちが結集。その他の参加作品には、ドラマ『ダンサーの純情』(05/演出支援)『ブラボー・マイ・ライフ』(07/脚色、助監督)『ロマンティックヘブン』(11/演出支援)、『オペレーション・クロマイト』(16/助監督)などがある。